今回は雨樋の途中で雨水が漏れてしまう際にチェックしたい項目と応急処置・修理方法についてご紹介します。
雨樋の途中から雨水が漏れてるけど、そのままで良いかな?
と思ってしまう方もいるかも知れませんが、漏れている場合は早急に対処しましょう。
放置してしまうと以下のリスクが生じます。
- 外壁が劣化する
- 外壁の腐食がシロアリを呼ぶ
- 雨漏りに繋がる可能性がある
このようになってしまわないように必ず対処しましょう。
雨樋の漏れを応急処置・修理する方法
雨樋の漏れを応急処置・修理する方法は、まず漏れの原因を追求する必要があります。
漏れの原因として挙げられるものが以下の通りです。
- 途中でゴミが詰まっている
- 傾斜が傾いている
- 穴が空いている
まずは原因が何かを見極めて応急処置・修理を行いましょう。
雨樋の途中でゴミが詰まっている時の修理方法
修理の容易度 星3.5
雨樋の途中でゴミが詰まっている時の修理方法は単純で「ゴミを取り除けば修理完了」です。
ゴミを取り除く時は脚立などを利用することになると思います。落下の危険を避けるため、脚立は正しく使いましょう。難しい場合は業者に対応してもらいましょう。怪我をしないことを最優先としてください。
雨樋の途中に詰まっているゴミは「枯れ葉」などのゴミが多いです。
このようなゴミは手で摘んで取り除けば問題ありません。
難しいのが「竪樋(たてどい:雨樋から地面まで伸びる垂直の雨樋)」にゴミが詰まっていた場合です。
竪樋の入り口付近でゴミが詰まっていた場合は、上からトング(火バサミ)で取り除けばOKです。
ただし途中で詰まっていた場合はなかなか難しいです。
もし途中で詰まっていた場合は、
- 詰まっている箇所をトントン叩いて、少しずつ下にゴミを落とす方法
- 高圧洗浄機などで上からゴミを押す方法
- など
を使ってなんとか途中からゴミを取り除かなければなりません。
全く取れないという場合は業者に頼みましょう。
傾斜が傾いている時の修理方法
修理の容易度 星2.5
傾斜が傾いていることが原因で雨水が漏れている場合は、傾斜を直す必要があります。
少し修理の難易度が高くなります。
上の写真のように雨樋には傾斜を調整する金具がついていることが一般的です。
この傾斜を調整する金具を調整して傾きを直すことによって修理しましょう。
ただ、上の写真のように錆び付いている場合は、本格的な修理が必要で、業者に依頼する必要があります。
金具が調整できそうな場合は、修理しましょう。
金具が調整できそうにない場合は、何かで補強して応急処置をしてください。
ポイント
- 金具が調整できそうな場合は、金属を調整して傾斜を直す
- 金具がもうダメになっている場合は、ビニール紐などで応急処置をする
穴が空いている時の修理方法
修理の容易度 星1.5
穴が空いている場合は業者に依頼する必要があります。
新しいものと交換しなければならないからです。
ただし、応急処置は可能です。
大きな穴が開くことは滅多にないので、大体「塩ビ用テープ・プラスチック用テープ」を貼ることで応急処置が可能です。
テープを貼る際は、水が通る側と反対側(外側)に貼るようにしましょう。
うまく修理ができなかった場合はすぐに業者に依頼をしましょう
雨樋の途中で雨水が漏れる場合は、上記原因がほとんどです。
なので、修理・応急処置は自分自身でできることもあります。
しかし、うまく修理ができなかった場合はすぐに業者に依頼をしましょう。
また雨樋が古くなってしまっている場合は、いっそのこと取り替えた方が良い場合が多いです。
古くなっている場合は雨樋のリフォームも考えましょう。
雨樋の交換目安設置から20年〜25年
新潟県内での修理は当社でも受付可能なのでお気軽にお問い合わせください。