屋根は大きく分けて瓦屋根、板金屋根、防水シートに分けられます。
弊社は板金屋根のプロになります。
板金屋根にも種類が多く住宅によく使われる横葺き屋根、立平屋根、工場に使われる折板屋根などがあります。そして施工方法も新規に張る方法と既存の上からかぶせて張るカバー工法があります。
屋根は建築構造体の一番上にあるので不具合があると一番に雨漏りの原因につながる場所になります。そして雨漏りを起こすと外壁とは違い直に内部構造にも支障をきたす場所にもなります。定期的な確認が一番必要な部分になります。
外壁の種類もいろいろあります。材質で分けると木材の雨板、長期間外観が変わりにくい樹脂の材質なんかもあります。私たちが使っているものは大きく分けて金属の物と窯業系と言ってセメントを圧縮した材料があります。
金属にも金属板だけで成型した角波、波板、スパン、金属の裏張りにウレタンを貼り付けた金属サイディング、窯業系もセメントに木チップを混ぜたものがあったりと何を使うか迷うところだと思います。
そして建築物で一番失敗する場所でもあります。立地状況、環境などを踏まえきちんとした施工を怠ると新築して10年経たずに外壁を張り替えなければいけない!なんてことも意外と多くあるのが事実です。どの材料にも一長一短がありますので外壁工事をする際は施工店とよく相談してから決めるとよいです。
雨樋は屋根の上から流れてきた雨水がばちゃばちゃと建物の周りに落ちないようにその雨水を軒樋で受けてパイプを伝い排水場所まで流す品物になります。
ここ数十年で雨樋も色んな種類があります。大きく分けると2種類に分かれ、雨樋の金具を下で受けるか、上から吊るかになります。そして形もデザイン重視のものから排水機能重視であったりと多種多様な品ぞろえがあります。
私たちの地域では積雪が多いので雪で壊れないようにする商品や施工方法で取り付けるのも重要になります。
シーリング、コーキングと言われ主にマド周り、建物のつなぎ部分など外壁を張った後に水が浸入しないよう止めるために施工します。
シーリング材は環境にもよりますが5~7年の寿命のものが多いです。
シーリングの切れ、ひび割れなどはぱっと見わかりにくいので定期的にチェックをしたほうが良い場所です。
外壁からの雨漏りはシーリングの不具合から起こることが多いので注意が必要です。
シーリングの施工は注意が必要で薄ければすぐダメになるし厚く塗れば長持ちすると思いますが小口処理、三面接着防止などを行わないと数年でひび割れ、切れを起こすことが多いです。