今回は、塩害の対策方法に関してご紹介します。
前回、新潟県は非常に塩害を受ける地域が多いということについてご紹介しました。
今回は、実際に塩害を受ける範囲内に住宅のあるお家ができる塩害対策についてご紹介いたします。
塩害対策①定期的な外壁塗装(塗り替え)
塩害対策としてやはり行わなければならないのが、定期的な塗り替えです。
外壁は塩害で最も被害を受ける場所とも言えます。
耐用年数で考えると、塩害地域以外より2,3年寿命が短いです。
そして、外壁の劣化を放置すると、住宅自体への被害に繋がる可能性が、他の地域より高くなってしまいます。
大きなお金がかからないように塗り替えはこまめに行わなければなりません。
外壁にヒビ割れなど、塗り替えが必要な状況が見られたら、塗り替えを行いましょう。
塩害対策②外壁の張り替え
塗装より大きなお金がかかってしまいますが、張り替えによって塩害に強いものに切り替えるという方法もあります。
樹脂系サイディングが塩害に強いです。
塩害自体に強い素材へ張り替えを行えば、長い目で見ると塗り替えより安価に済む可能性があります。
ただし、樹脂系サイディングとなると、和造りの住宅には全く合わないものになります。
主にモダン系住宅でないと外壁とお家のデザインが合わなくなってしまいます。
やはりマイホームは見た目も大事だと思うので、デザイン面も考慮しながら考えましょう。
まとめ
塩害の被害を主に受ける場所は「外壁」です。
定期的なメンテナンスによって住宅に被害を与えないようにしましょう。
塩害を受ける地域の海からの距離をまとめた記事は「どこまでが海沿い?塩害を受ける海からの距離と新潟県について」をご覧ください。